神様たちと暮らす本

著者：鎌田　東二

出版社：PHP研究所

本著は宗教哲学者であり、同時に作家・神道ソングライターでもある鎌田東二先生の著作である。今回、日本の神道をわかりやすく、楽しく、メッセージ形式で一冊の本にまとめた。
日本人は古来より神道を信仰してきた。海外の宗教である仏教や、キリスト教などが日本に流入しても、それは、廃れることなく私達の日常・文化さまざまな所に溶け込み、もはやそれ自体に様々な意味があることすら忘れてしまうほど、身近にひっそりと存在している。なぜ八百万（やおよろず）もの神様が存在するのか、なぜ神道は「神教」ではなく「神の道」つまり神道なのか。そして培ってきた智恵とはﾉ。現代の日本人が忘れかけている大切なもの、遠く祖先から受け継がれてきた、目には見えない貴重な遺産。それらを鎌田先生はやさしく、楽しく、私達に問いかけ、語りかけていく。
日本人が、日本人たる原点に立ち還る魂のガイドブックである。