PROFILE

作家、歌人、大学客員教授、そして経営者の顔を持つ「一条真也」の人物紹介と、仕事場である書斎を公開します。


一条真也

Shinya Ichijyo

作家・経営者・大学客員教授

1963年福岡県北九州市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て、1990年に大手冠婚葬祭会社(株)サンレー入社と同時に取締役未来開発室長に就任。また、(株)ハートピア計画代表として、各種マーケティングおよびプランニングを数多く手がける。94年にサンレー常務取締役、95年には専務取締役、01年代表取締役社長に就任、現在に至る。

88年に処女作『ハートフルに遊ぶ』を出版。ベストセラーとなり、「ハートフル」は流行語となった。その後、『遊びの神話』『ゆとり発見』『リゾートの思想』『リゾートの博物誌』『ロマンティック・デス』『魂をデザインする』『ハートビジネス宣言』などを世に問う。21世紀の葬祭文化を構想し、やはりベストセラーとなった『ロマンティック・デス』の中で初めて提案したムーン・ハートピア(月面墓地)計画は大きな反響を呼び、海外を含めて数多くのメディアで紹介された。その他、世界初の複合高齢者施設「サンレーグランドホテル」や、古代ギリシャおよび古代ローマの結婚式を再現する結婚式場「ヴィラ・ルーチェ」をオープンさせるなど、哲学・芸術・宗教をベースとした発想で高い評価を受けている。

2003年12月、実に110年ぶりの著書『結魂論~なぜ人は結婚するのか』『老福論~人は老いるほど豊かになる』を2冊同時に刊行し、話題を呼んだ。また、2005年11月11日に逝去した世界最高の経営学者ピーター・ドラッカーの遺作『ネクスト・ソサエティ』へのアンサーブック『ハートフル・ソサエティ』を同年9月に刊行し、各方面から高い評価を得る。世界初の「ドラッカー学会」の設立推進メンバーも務めた。その後、『ハートフル・マネジメント(孔子とドラッカー)』、『ハートフル・リーダーシップ(龍馬とカエサル)』『ハートフル・カンパニー』を上梓し、一連の「平成心学」シリーズを発表。

現在はサンレーの代表取締役社長として、全国のグループ拠点を忙しく飛び回るかたわら、世界でもっとも高齢化が進む北九州市、および、もっとも高齢者の人気が高い沖縄県を「高齢者福祉特区」とし、人が老いるほど豊かになる「老福都市」とするプランを提案し続けている。そのため、各地の老人会を回り、「人は老いるほど豊かになる」と題する講演活動をボランティアで行っている。

「朝日新聞」をはじめ、多くの新聞・雑誌でエッセイ・コラムを連載中。国内外の大学で特別講義も行う。2012年2月、孔子および『論語』の精神の普及に貢献した人物に贈られる、第2回「孔子文化賞」を受賞した。2014年6月、全国冠婚葬祭互助会連盟の会長に就任。同年、九州国際大学客員教授に就任。

本名は、佐久間庸和(さくまつねかず)。歌詠みの雅号は、庸軒(ようけん)。また、Shin(シン)のニックネームで、日本を代表する宗教哲学者の鎌田東二(トニー)氏と満月の夜ごとに「ムーンサルトレター」を交わしている。


ページの先頭へ戻る
閉じる